未経験からWebライターへと転職した、よこおちかです。
私は以前まで会社員でした。
でも、周囲で結婚する人も増えてくる中で、今の会社でずっと働き続けることができるのだろうか?と不安に感じるようになり、転職を決めました。
仕事と家庭の両立。
働く女性にとって永遠の課題のように思います。
そんな私と同じように、
・働きたいけど、子育て中でシフトを固定するのが難しい・・・
・産休や育休に入るたびにキャリアがストップするのが嫌だ・・・
といったお悩みをお持ちの方へ。
まったくの未経験からフリーランスのWebライターへと転職した私が、
子育て中の主婦の方におすすめなWebライターというお仕事について、その魅力をご紹介したいと思います。
ぜひWebライターという選択肢を知ってもらって、働き方のお悩みに少しでもお役に立てると嬉しいです。
このページの全体像
Webライターとは、Web上の文章を書く仕事
まず、「Webライター」というお仕事。
普通のライターと何が違うの?と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
Webライターとは、
『Web上、いわゆるインターネット上に掲載される文章』を制作するお仕事のことをいいます。
その仕事内容は幅広く、
- ブログ
- 体験談
- テーマにまつわる記事
- キャッチコピー、セールスコピー
- アフィリエイト
など、ここに挙げたものはごく一部。
まだまだ多くの文章の種類があります。
Webライターとしての働き方
Webライターとしての働き方は、以下のような方法があります。
・社員として働く
・アルバイトとして働く
・フリーランスとして働く
社員やアルバイトの場合は、会社自体がメディアをもっており、その運営をする部署に所属して執筆することが多いです。
その場合、自社サイトもしくは、求人サイトから応募するかたちになるでしょう。
フリーランスの場合はクライアントから依頼を受けて文章を制作し、報酬を受け取ります。
案件については、
・自分にあったテーマをその都度選べる
・初心者向け案件などの難易度も選べる(初心者向けな分、報酬はさがりますが…)
など、種類が豊富なため始めやすい形で挑戦できます。
そもそも自分が文章を書く仕事に向いているかどうかを知るためにも、未経験から経験を積むには、フリーランスが得策といえそうです。
フリーのWebライターは在宅OK!子育て中の主婦にもおすすめ
ここまでWebライターとしての働き方をいくつか紹介してきました。
その中で、子育て主婦の方におすすめなのも、自由度の高いフリーランスという働き方です。
ここでは、子育て中の主婦の方がフリーランスのWebライターをはじめることで得られるメリットと、反対にデメリットについてもお伝えしていきます。
Webライターとして働くことの3つのメリット
メリットとしては、大きく以下の3点があります。
1.時間の自由がある
2.働く場所をとらわれない
3.経験に応じて報酬があがる
以下、それぞれ説明していきますね
1.時間の自由がある
何よりも大きなメリットは、時間の自由度が高いことです。
例えば通常のアルバイトの場合、
・子どもが熱を出してしまったときに急なシフトの交代が難しい
・土日の休みをとることが難しい
などの事情もあるかと思います。
その点フリーランスにおいては、働く時間帯を自分で選ぶことができます。
子どもが幼稚園に行っている昼間や就寝前など、自分の好きなタイミングで作業を進めることも可能です。
また、夏休みに子どもが家にいたり、親戚の集まりが行われたりする時期も、仕事量の調整ができますので、フリーランスはかなり時間の自由度が高いといえます。
(もちろん自由に仕事量の調整をするためには、クライアント(仕事をくれる人)との信頼関係が必要です!)
2.働く場所をとらわれない
子育てと仕事の両立をする中で、
・通勤しながら幼稚園や保育園との送り迎えすることが難しい
・家族の事情で引っ越しをする場合、新しい職場を探さないといけない
といった苦労もありえますよね。
その点、Webライターのいいところは、クライアントとの仕事の連絡などもほとんどのケースでWeb上で完結できることです。
そのため、会社に行かずに在宅で仕事をすることもできます。
また、「今日はちょっとカフェで気分転換に仕事しよう」というようなことも可能で、自分がその時に一番適した場所で仕事ができるというのが、webライターの特権です。
3.経験に応じて報酬が上がる
一般的な会社員の場合、産休・育休後の職場復帰の際、
・時短勤務になることで給料がさがらないか?
・責任のある仕事をまかせてもらえるのだろうか?
など、報酬面の悩みもあるかと思います。
その点、Webライティングの仕事を長期で継続していくと、
・クライアントに実績が認められる
・自分という個人に実績がつく
(会社で仕事をする場合、基本的に仕事の実績は対外的には会社のものです)
・自分自身にスキルがつく
などから、より高い単価の仕事を受注しやすくなります。
また、文字を書く訓練を重ねると、作業効率も上がり短時間で多くの文字数を書けるようになります。
Webライターとして働くことの3つのデメリット
さて、ここまではメリットをご紹介しました。
が、世の中そんなにうますぎる話はないですよね・・・。
ここでは反対に、デメリットのご紹介もしたいと思います。
それは以下の3つ。
1.自宅で集中できない
2.仕事が不安定
3.書くことが嫌いな人には苦痛
以下、それぞれ説明していきますね。
1.自宅で集中できない
Webライターに限らず、在宅ワークのほとんどであてはまることですが、仕事とプライベートの切り替えを自分自身でおこなう必要があります。
仕事場とプライベートが近い分、なかなか作業に集中することができない、といったこともあります。
対策としては、カフェに行って作業をしたり、作業部屋を設けるなどして、ご自身のスタイルにあった作業環境をつくることです。
2.仕事が不安定
フリーランスのWebライターはどこかの組織に所属しているわけではないため、安定した収入源というものはありません。
そのため、仕事の量によって収入の額が決まる形になります。
ただ一方で、質の高い文章を納品してクライアントからの信頼が得られれば、継続して仕事を受けることもできます。
信頼といっても大げさなことではなく、
・納期を守る
・連絡は早く返す
・すでに説明文に書かれていることを把握する
など、基本的な部分をしっかりと対応できるだけで、クライアントからの信頼獲得につながります。
(悲しいことに多くのライターは、その基本的なこともできていない事が多いんです。)
3.書くことが嫌いな人には苦痛
Webライターの仕事は、その自由度の高さから「楽して稼げる」と思われがちですが、それは違います。
何よりも重要なことは、「クライアントの依頼にあう文章が書けるかどうか」という点です。
それに加え、作業にかける時間によって長ければ長いほど、時給換算した際の報酬がさがってしまいます。
そのため、Webライターには
・クライアントのニーズに応える文章を書く力
・効率的に作業をする力
が求められますが、未経験の場合、どちらも初めから持てるスキルではありません。
継続して努力し続けられることが大切となりますが、そのうえで、書くことを楽しめなければ仕事が苦痛になってしまうでしょう。
ただ、Webライター向けの講座やスキル本はすでに多くあるため、情報収集をしながら仕事を進めることで、スキルアップすることもできます。
詳しいスキルアップの方法については、以下ご説明していきますね。
Webライターになるためには、何から始めればいいのか
私も未経験から始めたため、まず何をすればいいのか分かりませんでした。
そこで、ここでは簡単な手順と、未経験の場合に知っておくといいスキルアップの種類をご紹介したいと思います。
①まずはクラウドソーシングに登録しよう
②本で勉強する
③講座に参加する
以下、それぞれ詳しく説明していきますね。
①まずはクラウドソーシングに登録しよう
クラウドソーシングとは、私たちのように仕事を受注したい人と、仕事を依頼したい人を引き合わせるためのオンラインサービスです。
無料で登録することができ、プロフィールを編集すると仕事の依頼を見ることができます。
未経験者でも仕事を獲得することができるので、Webライター初心者におすすめです。
まずはどんな依頼があるのか?実際に見てみましょう。
ここでは大手の2社をご紹介しておきます。
・クラウドワークス
・ランサーズ
他にもいくつかありますが、同じサイトを使用したほうが実績が蓄積されていきますので、
・検索の仕方
・仕事の種類と量
を比較し、自分にとって使いやすいサイトを使うといいでしょう。
②本で勉強する
進めるうえで分からないことは都度調べていきましょう。
本のテーマや選び方は、以下のようなものがおすすめです。
1.Webライティング本で文章の書き方を学ぼう
一言で「文章」といっても、その形式は様々です。
・論文
・詩
・学術記事
など。
WebライティングにはWebライティングならではのコツがありますので、必ずWebライター向けの本を参考にしましょう。
ちなみにおすすめは以下の2冊です。
レビューなども参考に選んでみてくださいね。
・沈黙のwebライティング
・新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング
2.SEOについての知識を身に着ける
SEOとは、Search Engine Optimizationの略語です。
Google や Yahoo!などの検索サイトでの検索結果で、上位に表示されるためのWebマーケティング用語です。
SEOの知識があれば、自分の書いた記事がより多くの人々に読まれることとなります。
クライアントにも喜ばれる知識ですので、高単価の案件がとりやすくなりますし、報酬も上がっていきやすいです。
③講座に参加する
必須ではありませんが、「本より体系的に学びたい」という方へおすすめな方法が、講座への参加です。
私の場合ですが、退職後に時間の余裕があったため、「田舎フリーランス養成講座」へ1か月間参加し、
・本格的なWebライティングスキル
・SEOの知識
を学びました。
何より、今までわからなかったフリーランスという生き方をしている人々に実際出会えたことで、私自身の今後の生き方を考えることができるようになりました。
すでに子育て中の方や、長期間参加することが難しい場合は、より気軽に参加できる1泊2日の週末講座も開催しているようです。
まとめ:子育て中の主婦の在宅ワークにWebライターがおすすめです
さて、ここまでをまとめたいと思います。
・Webライターとは、Web上の文章を書く仕事で、フリーランスWebライターという働き方もある。
・フリーランスWebライターのメリット
・【時間】自分の好きな時間に仕事ができる
・【場所】場所をとらわれずに仕事ができる
・【報酬】経験を積めば報酬をあげることができる
・フリーランスWebライターのデメリット
・プライベートとの切り替えが大変
・仕事が不安定
・書くことが嫌いな人には苦痛
・何から始めればいいのか
・まずはクラウドソーシングへ登録しよう
・本や講習から知識を得よう
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
自由度が高い分、自分次第で働き方を選べるWebライターというお仕事。
子育ての隙間にできる在宅ワークとしておすすめなので、ぜひ参考にしてみてもらえると嬉しいです。
ライター:よこおちか
ツイッター:@yokomichi450