自分の文章って読みやすいかどうか不安。
そこで、この記事ではこれまで数百本の添削や編集をしてきた経験から、よく指摘する点を
「情報デザイン」の観点からまとめてみました。
気にして欲しい点は
1, 改行を増やす
2, 少しでも並列なら、箇条書き増やす
3, 太字とマーカーだけ読んだら要点がわかるようにする
の3点です。
この3点を、指摘のbefore/afterをお見せしながらご説明していきます。
あまり気にすることは多くないのに、意識するとがらっとかわるのでまずはご一読を!
読みやすい文章の書き方〜情報デザイン〜
読みやすい文章にはそもそも
という点がまず大事です。
そこで気をつけて欲しいのが
「情報デザイン」
という観点。
リード文でも書きましたが、私が普段よく指摘するのは、
1, 改行を増やす
2, 少しでも並列なら、箇条書き増やす
3, 太字とマーカーだけ読んだら要点がわかるようにする
の3点です。
それぞれ説明していきますね。
1, 改行を増やす
最近のwebの読者は、8割くらいがスマホで記事を見ていると言われています。
そこで気をつけたいのが
という点です。
改行のない例と改行を追加した例を具体的に見てみます。
自分の書いた記事が検索で上位に表示された場合・SNSで拡散された場合などに、読者がクリックしてまず目につくのがこのリード文です。ここで、あまり上手じゃなさそう、期待してた内容と違いそう、そもそも何書いてあるのかわからなそうだと、読者は簡単に離脱してしまいます。まだリード文段階だと、あまりこの記事に対して時間を使っていないので読者も軽い気持ちで離脱してしまうのです。
これ、文字がつまって読みにくいですよね。
そこで、改行を増やしてみます。
自分の書いた記事が検索で上位に表示された場合、SNSで拡散された場合などに、読者がクリックしてまず目につくのがこのリード文です。
ここで、あまり上手じゃなさそう・期待してた内容と違いそう・そもそも何書いてあるのかわからなそうだと、読者は簡単に離脱してしまいます。
まだリード文段階だと、あまりこの記事に対して時間を使っていないので読者も軽い気持ちで離脱してしまうのです。
改行が増えたことで、かなり読みやすくなりました。
ただ、実はもう少し読みやすくすることができるんです。
それが次の「箇条書き」という考え方。
2, 少しでも並列なら、箇条書きを増やす
箇条書きを増やすことで、文章は格段に読みやすくなります。
なぜなら、
- 1文を短くできるので、頭に入りやすい
- 横にずらずら続かないので、ぱっとみ見やすい
- 情報のグループがわかりやすい
からです。
実際にさきほどの文章に箇条書きを追加します。
どうなるか、見比べて見ましょう。
自分の書いた記事が検索で上位に表示された場合、SNSで拡散された場合などに、読者がクリックしてまず目につくのがこのリード文です。
ここで、あまり上手じゃなさそう・期待してた内容と違いそう・そもそも何書いてあるのかわからなそうだと、読者は簡単に離脱してしまいます。
まだリード文段階だと、あまりこの記事に対して時間を使っていないので読者も軽い気持ちで離脱してしまうのです。
これに対し、箇条書きを追加すると以下の通りとなります。
自分の書いた記事が
・検索で上位に表示された場合
・SNSで拡散された場合
などに、読者がクリックしてまず目につくのがこのリード文です。
ここで、
・あまり上手じゃなさそう
・期待してた内容と違いそう
・そもそも何書いてあるのかわからなそう
だと、読者は簡単に離脱してしまいます。
まだリード文段階だと、あまりこの記事に対して時間を使っていないので読者も軽い気持ちで離脱してしまうのです。
結構これだけでも
- 1文を短くできるので、頭に入りやすい
- 横にずらずら続かないので、ぱっとみ見やすい
- 情報のグループがわかりやすい
と思いませんか?
少しでも並列があれば、とにかく箇条書き
箇条書きを使う基準は簡単で、
「2つ以上、似た要素が並んだら」です。
自分の書いた記事が検索で上位に表示された場合、SNSで拡散された場合などに、読者がクリックしてまず目につくのがこのリード文です。
くらいでも箇条書きにします。
・自分の書いた記事が検索で上位に表示された場合
・SNSで拡散された場合
などに、読者がクリックしてまず目につくのがこのリード文です。
3, 太字とマーカーだけ読んだら要点がわかるようにする
1つの段落でも、ある程度文が長くなると「どこが重要か」がわかりにくくなりますよね。
そこで使うのが「太字/マーカー」
この2つの使いわけは正直あんまりしてないです。
ただ、
- 見出し
- 太字/マーカー
だけ読めば文章の中身がわかるようにだけ気をつけています。
▼こんな感じ!
自分の書いた記事が
・検索で上位に表示された場合
・SNSで拡散された場合
などに、読者がクリックしてまず目につくのがこのリード文です。
ここで、
・あまり上手じゃなさそう
・期待してた内容と違いそう
・そもそも何書いてあるのかわからなそう
だと、読者は簡単に離脱してしまいます。
まだリード文段階だと、あまりこの記事に対して時間を使っていないので読者も軽い気持ちで離脱してしまうのです。
元の文章と見比べてみてください。
自分の書いた記事が検索で上位に表示された場合・SNSで拡散された場合などに、読者がクリックしてまず目につくのがこのリード文です。ここで、あまり上手じゃなさそう、期待してた内容と違いそう、そもそも何書いてあるのかわからなそうだと、読者は簡単に離脱してしまいます。まだリード文段階だと、あまりこの記事に対して時間を使っていないので読者も軽い気持ちで離脱してしまうのです。
だいぶ、情報のメリハリが付いて
・見やすく
・頭に入りやすく
なったと思いませんか?
まとめ:情報デザインは大事
長くなってしまったので、最後にまとめます。
- 改行を増やそう
- 箇条書きを増やそう
- 太字マーカーを使おう
という話でした。
よければ使ってみてくださいね。
ちなみに、記事にする前のネタを、Twitterでつぶやいてます。
■読みやすい文章を作る「情報デザイン」#ゴウの思考整理
パッと見た感じよみやすくするには、
「文字情報をデザインする」という観点が大事ですそこで私が普段気をつけているのは、以下の3点
1, 改行を増やす
2, 箇条書きを増やす
3, 太字とマーカーでわかるようにする↓続
— 佐々木ゴウ先生📝webライターでコワーキングスペースhinode店長 (@goh_ssk) 2018年6月21日
ーーーーーーーーーー
ちなみに、webライティングについて、初歩から学びたい人は、とりあえず以下の記事を読んでくれ!!