STEP2:提案編

【クラウドソーシング】提案文の作り方講座2:自分の有用さとその根拠を伝える(ランサーズ、クラウドワークス)

タスクではなく、単価や条件の良いプロジェクト案件に提案したい。
でも、提案文ってどう作っていいか悩みますよね。

そこでこのシリーズでは、「採用率を劇的に高めるための提案文の作成方法」の考え方をお伝えします。

今回は提案文作成講座シリーズの2つめ:自分の有用さとその根拠を伝えるです。

1つめの「理解(リカイ):メディアのゴール確認」についてはこちら

・理解(リカイ):メディアのゴール確認←前回の記事
・有用(ユウヨウ):メディアのゴール達成に自分がどう役立つか
・根拠(コンキョ):メディアのゴール達成に自分が何で役立つと言えるのか

        ↑今回はここ

今回も営業的なことをする人全員に大事な内容です。

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まず、提案文を作成するにあたって重要なのは「リユコ」でしたね。

こんな感じでツイッターでは紹介していました。

では、この「リユコ」の「ユコ」について、事例とともに詳しく紹介していきます。

と、その前に。
事例があったほうがわかりやすいと思うので、今回も仮の依頼文を設定します。

・依頼元:オリジナルの腰痛対策マットレス屋さんの自社メディア
・依頼  :「腰痛対策 マットレス ランキング」で記事作成して欲しい

・有用(ユウヨウ):メディアのゴール達成に自分がどう役立つか

前回の記事でメディアの目的を把握したら、次は「自分がどう役にたつか」を伝える必要があります。

なぜなら、「なぜ自分を選ぶのか」をしっかりアピールしないと、他にもたくさんのライターがいる中で採用を勝ち取ることができないからです。

また、採用側の目線に立ってみると、採用担当者も上司に対して「なぜこの人を採用するべきか」と報告をする必要がありますよね。

そんな時、報告しやすい方が選ばれやすいというのは想像に難くないです。

最初にメディアの目的を聞いた理由もここにある

前回の記事で最初にメディアの目的を確認しましたね。

その時は

・パートナーになれる
・使い回しの応募文と思われない

という理由を説明しましたが、もう1つの理由がここにあります。

何かというと、メディアの目的がないと、自分が「何に」役たつのかがわかりにくいからです。

例えば、今回のように「腰痛対策マットレスを売る」という目的が見えていれば、

自分も腰痛

ということが有用性に繋がりますよね。

腰痛の人のリアルな悩みや、そのマットレスのリアルな効果などを見せることができるからです。

でも、もしこれが「通気性が良くて、蒸れないマットレスを売る」という目的だった場合、「自分も腰痛」という場合はどうでしょう。

正直、全く有用性が感じられないですよね。

むしろ、
・普段汗っかきであせもができやすい
とか
・寝苦しくて、不眠気味
などの人の方が有用性が高いです。

だから、自分の有用さを伝える前提として、「メディアの目的」を推測して伝えるようにするのが何より大事。

もちろん、あくまで 「推測」であって、間違っても大丈夫。

「メディアのゴールまで一緒に考える」ライターとなることが大事なんです。

・根拠(コンキョ):メディアのゴール達成に自分が何で役立つと言えるのか

さて、最後は「根拠」を伝えるのが大事です。

単純に、自分が役にたつと伝えるにあたって、文章作成能力を見せる必要がありますよね。

なので、自分がどんな文章をかけるのかという「実績」を見せる必要があります。

ではどうやって見せるのか。

実績を見せるには「記名記事」もしくは「ブログ」

実績を見せるのに必要なもの。
それが「記名記事」もしくは「ブログ」です。

記名記事とは、納品した文章の最後に「文責:◯◯」や「この記事を書いた人:◯◯」という形で、自分の名前を載せてもらうことです。

こんな感じ


出典:EC-orange

もちろん、今回のようにマットレスの記事であれば、過去マットレスや寝具の記事を書いたことがあるというように、狙うジャンルでの記名記事があれば、最高です。

ただ、そんな都合よく持っていることは少ないですよね。

そこで、おすすめなのが丁稚奉公作戦

とにかく記名記事を作る「丁稚奉公作戦」

丁稚奉公作戦とは、格安もしくは無償にする代わりに、どこかのメディアで記名付きで書かせてもらう作戦です。

確かに、その一回はお金がはいりません。

ただ、その1記事のおかげで他の良質な案件が取りやすくなると考えると、とっても高コストパフォーマンス。

もちろん、なければ自分のブログでも良いのですが、それよりも他のメディアで書くのがおすすめです。

いくつかのメディアで行って、それをSNSで発信すれば人気ライター感も出せます。

まとめ

・有用(ユウヨウ):メディアのゴール達成に自分がどう役立つか
→「なぜ、自分を採用するべきかを伝える」

・根拠(コンキョ):メディアのゴール達成に自分が何で役立つと言えるのか
→「丁稚奉公作戦」

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