ライターの戦略

生成AIで誰でも簡単にアイキャッチを作成し、画像選定を”終わらす”方法(PR)

記事を作成する際に、意外と時間を取られる「アイキャッチ画像」。

  • 「フリー素材」→ダメ
  • 「いい素材があった!」→商用利用NG
  • 「自分で作ろう」→技術も時間もない
  • 「じゃあ外注」→お金がない

つらい。

一体何度「地獄のアイキャッチ選定」に繊細な胃腸を破壊されたかわかりません。

「無料で」「簡単に」「オリジナリティのある」アイキャッチ画像を準備できたなら……
と、夢を見続けてきました。

辛さのあまり夜7時間半程度しか眠れない毎日が続いています。
そして夢から覚めるたびに「そんなものあるわけないか」とため息をついていました。



が、ありました。この方法も結構内緒だったんですが、またもやMYLOVEのアドビ(Adobe Express(アドビエクスプレス))さんの企画「みんなのデザインチャレンジ」ということで、特別に出すことにしました。

生成AIでアイキャッチ画像を生成してみる

さてさて。例えば「草原で寝ころびながらPCで仕事をする男性のイラスト」をアイキャッチや挿入画像で追加したいと思ったとします。

この場合、普段はみなさんならどうやって画像を探しますか?

佐々木の経験上、素材サイトや画像検索サイトで探す方が多いと思いますが……

「草原 男性 仕事」で英語で検索するもヒットせず

このような感じで、ほしいイメージ画像ってなかなかヒットしないんですよね。

ところが生成AIを使ってみると……

「草原で寝ころびながら黒いノートパソコンで仕事をする20代の男性」のイラスト

どうですか?この精度たるや。

この画像を作るために必要なのは、画像検索サイトで素材を探すのと同じように、

(1)ほしい画像のキーワードや説明を記入すること

→「草原で寝ころびながらPCで仕事をする男性」

(2)ここで、イメージがあるなら、それを足すこと

→「黒いノートパソコン&20代」

以上です。これだけです。

見ての通り、「草原で寝ころびながら黒いノートパソコンで仕事をする20代の男性」としか指示していません。

たったこれだけ。なんならプロンプト(生成AIへのお願い)が短すぎて怒られています。

でも、検索するのとさほど変わらない手間で、オリジナリティのある高精度なアイキャッチが準備できちゃうわけです。

ということで、ほかにも色々と画像を作ってもらいました。

どんなテーマかを想像してみてください。

これはわかりやすいですね。

そう、「海で鼻の穴をほじりながら仕事をする男性」です。さすがにちょっとわかりやすすぎましたかね。

次はこれ。

これは「喫茶店で牛乳を飲みながら仕事をする乳牛」です。

 

このように、どうあがいても見つからないような画像も、簡単にでも「生成」できてしまいます。

 

しかも、これだけじゃない。

記事で使う画像って、加工した画像が必要になることって多いもの。

例えばアイキャッチ画像でいえば「テキストやスタンプを入れたい」など。

文字入れやスタンプ

ただ、実は

  • 無料から使える
  • 商用利用もOK
  • その場で画像を加工できる

と、ここまでできるツールは佐々木の観測上は1つしかありません。

それがAdobe Express(アドビエクスプレス)なんです。本当に便利で全力実験中だったので、驚きでした。

↓ご依頼時の佐々木のリアクション

こんなにすごいAdobe Express

でも、無料だとあんまり使えないんでしょ?

そう思いますよね。わかります。

でも、このAdobe Express、なんと無料でも使えます

ワーオ

 

例えば、気になる画像生成AIがなんと25回分も無料オリジナリティのあるアイキャッチ画像が毎月25枚も無料で作れるというわけです!十分enough!

有料プランにしても月々1,000円ほど(年契約だと月々900円ほど)。たったこれだけで生成AIクレジットが月250枚まで増え、しかも25,000種類を超える「Adobe Fonts(アドビフォント」のライセンスに、1億9500万を超えるAdobe Stockの素材までフルでついてくるっていうぶっ壊れ具合です。

なんで?

Adobe Expressの使い方

もうここまできたら使うしかない!だけど、なんか難しそうだな。。

そう思ったWebライターさん、安心してください。びっくりするほど簡単です。うちの母(由佳:62歳。趣味:指笛)でも使えています。

まずはAdobe Expressのサイトで会員登録をしましょう。メールアドレスのほか、GoogleとかFacebookのアカウントでもログインできます。


ログインができたら「生成」のタブを開いて「テキストから画像生成」にプロンプトを入力。

あとは完成したものを加工すればOKです!

ちなみにこの「生成塗りつぶし」というのもすごいです。

 

まずは適当に昔話の絵本タッチで人を生成してみます。

その画像のいじりたい部分を選択して

生成AIに指示をする


それだけでこうなります


追加もできます。

またなぞって

指示を出して

 

ちなみにフォントの装飾も生成AIに指示できます。

しかもこのAdobe Express。「Adobe Photoshop」や「Adobe Illustrator」のファイルもいじれるんです!

このあたりは他社の画像編集ツールにも機能はあるのですが、なんだかんだ結構うまくできないもの。でも、Adobe Expressであれば同じアドビツール内ということもあってスムーズに編集が可能です!これもメリットだと思います。

てんこ盛りすぎる。

「生成AIで生成されたアイキャッチは著作権大丈夫なのか問題」

ただ、1つ大きな不安を感じる点がありません?

それが「出力された画像は著作権大丈夫なのか問題」です。

佐々木もさんざんAdobe Expressで遊び倒したあとで著作権が心配になりました。

そこでアドビ本社のリリースを追ってみたところ、見つけたのが画像生成機能(Adobe Firefly)についての以下の文章。

Firefly is designed to be safe for commercial use and enterprises also have the opportunity to obtain an IP indemnity from Adobe for content generated by certain Firefly-powered workflows allowing them to deploy it across their organization with confidence. Hundreds of brands including Dentsu, IBM and Mattel are already working with Adobe to explore how Firefly can help drive efficiencies, reduce costs and accelerate their content supply chains.

Fireflyは商用利用が安全なように設計されており、企業はFireflyを利用したワークフローによって生成されたコンテンツについて、アドビからIP(知的財産)についての補償を受けることができます。電通、IBM、Mattelを含む数百のブランドがすでにアドビと協力し、Fireflyがどのように効率化を促進し、コストを削減し、コンテンツサプライチェーンを加速させることができるかを検討しています。

引用:Adobe – Adobe Brings Firefly and Express to Enterprises(https://news.adobe.com/news/news-details/2023/Adobe-Brings-Firefly-and-Express-to-Enterprises/default.aspx)

つまり企業向けなどの一部プランにおいて「商用利用のために生成されたコンテンツに対して、知的財産の補償を提供している」ということです。

ここで言いたいのは「出力されたデータについて知財上の問題がない」という自信がないと、この補償はできないはずだということです。一般的に生成AIには学習元データなどの議論はありますが、下記の引用にあるように、Adobe Fireflyは使用許諾を受けたものと、著作権の切れた一般コンテンツを学習元データとして利用しています。少なくとも現状、出力されるデータについては著作権に関するルールを信頼しても問題ないと言えるんじゃないかなと。そもそも「商用利用OK」だということはアドビさんも明示しています。

先日開催されたAdobe MAXにて、この著作権まわりを含め、生成AIとは何か、 安心・安全に使うための知識(著作権、CAIなど)や、 Fireflyの効果的な使い方について公式セッションがありました。

登壇資料が公開されていたので、興味がある方はこちらからご覧ください。

Adobe Firefly は、クリエイティブなジェネレーティブ AI モデルのファミリーで、スタンドアロンの Web アプリケーションとして firefly.adobe.com で利用可能なだけでなく、アドビのフラッグシップアプリで Firefly の機能として利用することもできます。 商用リリースされた最初の Firefly モデルは、Adobe Stock 画像、オープンライセンスのコンテンツ、および著作権が失効したパブリックドメインコンテンツを使用してトレーニングが実施され、安全に商用利用できる画像を生成するように設計されています。

引用:Adobe Stock Contributor 向けの Firefly に関する FAQ(https://helpx.adobe.com/jp/stock/contributor/help/firefly-faq-for-adobe-stock-contributors.html)

生成AIでアイキャッチを!

というわけで、この記事ではAdobe Expressを使ったアイキャッチ作成の方法を紹介してきました。

 

おっと!

まとめっぽい見出しに入ると閉じようとするあなた。少し待って。

あとで触ろうとすると100%面倒になるので、まずは登録して一個だけでも作ってみてください。

ChatGPTなど生成AIを実は使っていないよという方でも、大丈夫です。

ほんと簡単なのと、とりあえず無料なので、この生成AIの盛り上がりのタイミングで触らない理由がないかなと思います。

Adobe Expressはここから無料で利用できるので、まずは触ってみて!

そしてよかったらXとかでこの記事をシェアしてね!

 

ちなみに余談です。

佐々木としては「生成AIを使うことで空いた時間をどう使うか」こそが、Webライターにとっての成長のカギだと思っています。

もちろん、休んだり、別の仕事を突っ込んだりするのもOK。ただ「読者やお客様と交流する」ですとか「自分自身で色々な体験をしに外に出る」といった、経験や見識を広げる時間に充てるのもおすすめです。経験や見識は、Webライターにとっての大きな武器になりますので……!

いつまでもスプラトゥーンばかりやってないで、たまには外に出ようね!

ぼくは後列でトーピードばかり投げてる地雷もみじだよ!